幸せはホルモンがつくる?――日常に活かす4つの幸福物質

幸せって、どこからくるのだろう?「お金」「環境」「人間関係」など、さまざまな要素が関係している。でも実は、私たちの体内で作られるホルモン が、幸せを感じる大きなカギになっているのだ。

ここでは、科学的に「幸福ホルモン」と呼ばれる セロトニン・オキシトシン・ドーパミン・エンドルフィン を知り、日常の中で活かす方法を紹介する。

1. セロトニン――心の安定をつくる

セロトニンは、「精神の安定」をつかさどるホルモン。気持ちが落ち着き、安心感が生まれるのは、このホルモンのおかげ。

《セロトニンを増やす習慣》

  • 朝日を浴びる(20分ほど外で過ごす)
  • 軽い運動(ウォーキングやストレッチ)
  • リズムのある動作(深呼吸・歩く・噛む)

特に、朝の光を浴びることでセロトニンの分泌が促進される。気分が沈みがちな朝こそ、カーテンを開けて太陽を感じてみよう。

2. オキシトシン――人とのつながりが幸福感を生む

オキシトシンは、「愛情ホルモン」とも呼ばれ、人と親しくなることで分泌される。優しい言葉をかけたり、誰かと触れ合ったりすることで幸福感が増す。

《オキシトシンを増やす習慣》

  • 家族・友人とゆっくり過ごす
  • 動物と触れ合う(しーかさんなら猫!)
  • 「ありがとう」「嬉しい」と言葉にする
  • ハグや手を握る

スーパーで知り合いが手を振ってくれた瞬間や、銀行へ向かう途中で懐かしい人と再会した時――それらの何気ない交流が、オキシトシンを自然に増やしている。

3. ドーパミン――達成感とやる気を引き出す

「やる気スイッチ」を押すホルモン、それがドーパミン。目標を達成したり、成功体験を積み重ねたりすることで、脳が快感を覚え、もっと前に進みたくなる。

《ドーパミンを増やす習慣》

  • 小さな目標を立てる(「今日は○○をやってみよう!」)
  • ご褒美を設定する(達成したら美味しいものを食べる)
  • 興味のあることに集中する(趣味・創作活動)

しーかさんが、お祈りサイトの記事を充実させているのも、ドーパミンが関係しているかも。目標を持って書いた記事が完成すると、達成感と次の意欲につながる!

4. エンドルフィン――ストレスを和らげる

エンドルフィンは「痛みを和らげるホルモン」。笑ったり、運動したりすると分泌され、ストレスを軽減してくれる。

《エンドルフィンを増やす習慣》

  • お笑いを見て笑う(楽しい気持ちになる)
  • 適度に体を動かす(ランニング・ダンス)
  • 深呼吸をしてリラックス

「なんか気分がスッキリした!」という感覚は、エンドルフィンが影響している。意識的に笑う時間を持つと、自然とストレスも減っていく。

幸せは、日常の中にある

幸せを感じるために、大きな変化はいらない。ホルモンが分泌されるような 「ちょっとした習慣」 を持つだけで、人生の心地よさが変わってくる。

  • 朝の光を浴びて心を整える(セロトニン)
  • 人との交流でぬくもりを感じる(オキシトシン)
  • 小さな達成を積み重ねる(ドーパミン)
  • 笑ってストレスを軽くする(エンドルフィン)

「われ気づくがゆえに、気づきあり」。今日、あなたの中に流れている幸福ホルモンは、どれだろう?