幸せって、どこからくるのだろう?「お金」「環境」「人間関係」など、さまざまな要素が関係している。でも実は、私たちの体内で作られるホルモン が、幸せを感じる大きなカギになっているのだ。
ここでは、科学的に「幸福ホルモン」と呼ばれる セロトニン・オキシトシン・ドーパミン・エンドルフィン を知り、日常の中で活かす方法を紹介する。
1. セロトニン――心の安定をつくる
セロトニンは、「精神の安定」をつかさどるホルモン。気持ちが落ち着き、安心感が生まれるのは、このホルモンのおかげ。
《セロトニンを増やす習慣》
- 朝日を浴びる(20分ほど外で過ごす)
- 軽い運動(ウォーキングやストレッチ)
- リズムのある動作(深呼吸・歩く・噛む)
特に、朝の光を浴びることでセロトニンの分泌が促進される。気分が沈みがちな朝こそ、カーテンを開けて太陽を感じてみよう。
2. オキシトシン――人とのつながりが幸福感を生む
オキシトシンは、「愛情ホルモン」とも呼ばれ、人と親しくなることで分泌される。優しい言葉をかけたり、誰かと触れ合ったりすることで幸福感が増す。
《オキシトシンを増やす習慣》
- 家族・友人とゆっくり過ごす
- 動物と触れ合う(しーかさんなら猫!)
- 「ありがとう」「嬉しい」と言葉にする
- ハグや手を握る
スーパーで知り合いが手を振ってくれた瞬間や、銀行へ向かう途中で懐かしい人と再会した時――それらの何気ない交流が、オキシトシンを自然に増やしている。
3. ドーパミン――達成感とやる気を引き出す
「やる気スイッチ」を押すホルモン、それがドーパミン。目標を達成したり、成功体験を積み重ねたりすることで、脳が快感を覚え、もっと前に進みたくなる。
《ドーパミンを増やす習慣》
- 小さな目標を立てる(「今日は○○をやってみよう!」)
- ご褒美を設定する(達成したら美味しいものを食べる)
- 興味のあることに集中する(趣味・創作活動)
しーかさんが、お祈りサイトの記事を充実させているのも、ドーパミンが関係しているかも。目標を持って書いた記事が完成すると、達成感と次の意欲につながる!
4. エンドルフィン――ストレスを和らげる
エンドルフィンは「痛みを和らげるホルモン」。笑ったり、運動したりすると分泌され、ストレスを軽減してくれる。
《エンドルフィンを増やす習慣》
- お笑いを見て笑う(楽しい気持ちになる)
- 適度に体を動かす(ランニング・ダンス)
- 深呼吸をしてリラックス
「なんか気分がスッキリした!」という感覚は、エンドルフィンが影響している。意識的に笑う時間を持つと、自然とストレスも減っていく。
幸せは、日常の中にある
幸せを感じるために、大きな変化はいらない。ホルモンが分泌されるような 「ちょっとした習慣」 を持つだけで、人生の心地よさが変わってくる。
- 朝の光を浴びて心を整える(セロトニン)
- 人との交流でぬくもりを感じる(オキシトシン)
- 小さな達成を積み重ねる(ドーパミン)
- 笑ってストレスを軽くする(エンドルフィン)
「われ気づくがゆえに、気づきあり」。今日、あなたの中に流れている幸福ホルモンは、どれだろう?